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悩み、愚痴について

 セラピスト兼オーナーのダイキです。今回は、カウンセリング時、もしくは施術中などに、お客様の悩み、愚痴を聞くことに対しての私の考えをお話しさせて頂きたいと思います。

 お客様は悩みを持ってご予約を頂くことがあるかもしれません。様々な理由があるかと思います。シンプルに性的欲求の解消から、パートナーとのセックスレス、不感症かもしれない、もしくは、病気にかかり大手術で命に関わる手術前に、男性に触れられたことが無く、一度でいいから触れられてみたい、、そのような様々な理由を想定します。どの悩みが重い、軽いでは無く、そこまで想定しておくように心がけています。

 そして、悩みを話してくださった時に、私の取れる選択肢は3つです。ただ聞く、アドバイス、施術の組み立てです。どの選択肢を取るかは正直今でもかなり迷ったり、後から考えると失敗してしまったと思うことも多いのですが、これは大変恐縮ですが、結果的には3つのどの選択肢を取ってもお客様には良いことしかないのではないかと考えています。

 まず、一つ目は、この選択肢を取ることが一番多いのですが、私がお客様の悩みや愚痴を聞くだけの場合です。お客様は誰にも話せない悩みや愚痴を私に話します。私は否定はせず、ただ話を聞きます。それは解決には全く何の意味がないかと思われるかもしれません。愚痴については、自分が正しくないことをしている、正解を実はご自身が知っていることの表れだと私は考えています。正しいことを実は知っているから愚痴が出る。そして、正解を知っていて、向き合う気力が無く、勇気が出ず、気持ちが弱気になっていることの表れであると考えています。これは悪いことだとは私は全く思いません。愚痴を吐いて、聞いてもらえるだけ聞いてもらったら、エネルギー的なブロックやつっかえが取れて、時間はかかるかもしれませんが、自分の悩みに向き合い始め、前向きな行動に移すことになると今までの経験や知識から考えるからです。時間はかかっても全く問題ないと私は思います。動けない時間も必要なプロセスであると考えるからです。これは女性の方が経験的によく分かる話かもしれません。女子会などで好きなだけ話して元気になるようなイメージです。しかし、女子会などで話せないこともあるかもしれません。そういった誰にも話せないことを私が聞いて、メンタル的なブロック、突っ掛かりが取れるとそれはお客様のためになるのではないかと思います。話をすると時間をかけて、自然と問題や解決策、心が整理をされて、解決へ行動する前向きな勇気が出てくることがあると思うからです。試しに誰かに話をしてみるといいかもしれません。同性、異性の友達、家族、先輩、後輩、同僚、誰もいない場合は病院の心理カウンセラーなどでも良いと思います。私であれば幸いです。正しい道に戻るための安全な場所としての役割を果たせるといいなと思っています。

 2つ目は、アドバイスの場合です。これは経験から1、2割くらいだと考えていますので、あまり自分からは言うことはないかもしれません。ほとんどは自分で解決ができる力があると考えていますし、そう信じて、尊重をするということになります。しかし、お客様が具体的な解決方法を求められていると感じられた場合は、(まだまだ知識、経験ではあるのですが、、)できる限り具体的にお話をできるように意識します。本を読んだり、セミナーで学んだり、Youtubeを見たり、施術をしてきた経験から何か言えることがあればお伝えできるように心がけています。

 例えば、不感症かもしれないので確かめたい、という悩みの場合は、まずは施術で感じることができるように意識して施術するのですが、施術以外では具体的なご自身でできるセルフケアなどをお伝えしたりします。話すことが苦手なので、この場を使って、お伝えさせて頂くかもしれません。その方が良いような気もしています。

 3つ目の施術については、先ほどお話しさせて頂いたように、施術自体が悩みや問題の解決に少しでも繋がるように意識して施術させて頂きます。お客様の悩みに合う精油の提案や、生理学的な事実を元に施術を組み立てたり、トラウマの解消テクニックの使用、心理学のテクニック、ヒーリングのテクニックなどです、施術で意識していること、行っていることについてはまたお話しさせて頂ければと思います。

 以上になります。私に出来ることは限られており、お役に立てることはあまりないかもしれませんが、少しでもお客様のお役に立てると幸いです。

 今回はお客様の悩み、愚痴に対する私の考えをお話しさせていただきました。お読みいただきありがとうございました。

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